「100万円貯めてみたいな」「100万円貯蓄出来たらいいのに」と考えたことのある方は多いのではないでしょうか?100万円って簡単に貯めれそうな額だと思いませんか?実際100万円は非常に多にな金額です。しかし出費癖等を改めて、貯蓄する習慣を身に着けると100万円達成も決して夢ではありません。
この記事ではお金をかしこく貯金するためのノウハウを紹介します。
まずお金を貯めることのメリットとは?
理由1: 急な出費にも対応できる
予期せぬ出費(病気、事故、修理など)に備えて、安心感を得られます。
理由2: 目標達成に役に立つ
旅行や家の購入、教育費など大きな目標に向けた資金を計画的に準備できます。
理由3: 経済的自立
貯蓄があると、突発的な収入の減少やリストラに対しても耐性を持つことができます。
理由4: 投資機会への準備
貯蓄があれば、将来的に投資や事業を始める際の元手として活用でき、より多くの選択肢が得られます。
理由5: 精神的安定
金銭的な不安が軽減され、精神的に安定した生活を送ることができます。
以上の説明でメリットがよく理解できたと思います。しかし貯蓄と言っても100万円と言う額を達成することに対して不安を持つ方もいるかもしれません。ここからはどのように100万円を貯めるかを紹介していきます。
①まずは固定費を見直す
固定費とは:毎月に必ずかかってくるお金のことです。例えば、家賃や教育費、スマホ代や保険料などが固定費に含まれます。サブスクリプションやジムの会費と言ったサービスの料金も固定費に含まれます。
①家賃の値下げ:固定費を見直す代表例として、家賃の値下げがあげられます。入居されている方は契約更新のタイミングで家賃の値下げ交渉を行うと良いでしょう。もし5000円値下げができたなら、年間6万円も固定費を下げることができます。しかし無理に交渉するのではなく、周辺の物件より家賃が高かったり、日照条件など交渉材料があると交渉しやすいかもしれません。大家さんと揉めるのは避けたいですよね。その他にも引っ越しを検討してみるのも良いでしょう。
②スマホの通信料:皆さんはどこでスマホを契約されているでしょうか。docomo、Softbank、auと大手キャリアをお使いの方は見直したほうが良いかもしれません。大手キャリアだと大体月額1万程の通信料がかかると言われています。それを格安SIMに変更するだけで半額以下になってしまいます。私が使っている楽天モバイルは10GBで月々2000円ほどで済んでいます。通信会社を変えるだけでここまで安くなるんです。月々8000円も安くなれば、年間9万6千円も固定費を抑えることができます。よく回線速度が遅くなるんじゃないかと言われますが、日常使いでは全く問題なく使えています。しかも家ではほとんどWi-Fi環境なので全く問題がありません。通信会社の見直しもしてみましょう。
③保険料:皆さんは民間の医療保険や生命保険、がん保険などいくつ加入していますか?保険の加入のし過ぎで生活が圧迫してしまっているというケースも少なくありません。保険の見直しをして、現在の自分にとって不要なものを見つけて固定費の節約に繋げてみましょう。
②先取り貯金
先取貯金とは:収入や給料を受け取った際に、使う前に貯金する金額をあらかじめ確保する方法です。「余ったお金を貯金する」のではなく、最初に貯金する額を決めて残ったお金で生活するという考え方です。
やり方:
①毎月の貯金額を決める
・給料の10%~20%を目安に、自分の収支にあった貯金額を設定します。
②自動化する
・給料が振り込まれたら、すぐに貯金用の口座に一定額が移動するよう、自動引き落としや振り込み設定を利用します
③生活費は残りでやりくり
・先取した後の残金をもとに、生活費や娯楽費を計画的に使います。
先取貯金のメリット
・確実に貯金が増える:使い切ってから貯める方法と違い、無駄使いを防ぎながら計画的に貯めれます。
・貯金の優先順位を上げられる:貯金を最初に確保することで、無意識に節約意識が高まります。
・お金が貯まらない問題を解消:「余ったら貯金しよう」と思っていても結局使ってしまう自分に最適な方法です。
具体例
月収が20万円で、毎月10%(2万円)を貯金すると決めた場合:
①給料日になったら、2万円を貯金専用鋼材へ移動する。
②残りの18万円で生活費をやりくりする。
③確保した貯金は手を付けず、目標額まで継続する。
シンプルながら効果的で、収入が多くなくても習慣にすることで確実にしっかり貯めれます。
③臨時収入はそのまま貯める
臨時収入をそのまま貯めるのは、貯蓄を増やす非常に効果的な方法です。臨時収入は普段の生活に必要ない「余分なお金」と考えられるので、そのまま貯金することで資産を無理なく増やすことができます。
臨時収入の例
・ボーナス
・副業収入
・お年玉やお祝い金
・保険金の返戻金
・税金の還付金
・不用品を売って得たお金
どうして臨時収入を貯めるべきか
・生活に影響がない:日常の生活費とは無関係なお金なので、使わなくても生活水準が変わりません。
・目標金額に近づける:臨時収入を全額貯めることで、短期間で目標に達する可能性が高まります。
・無駄使いを防ぐ:臨時収入は「臨時だから」と使ってしまいがちですが、最初に貯金に回せば浪費を防げます。
実践方法
①入った瞬間に別口座へ移動
臨時収入が入ったらすぐに貯金専用口座や定期預金に移動させることで、使ってしまうリスクを回避します。
②ルールを決める
「臨時収入は100%貯金する」または「8割を貯金して、2割を楽しみに使う」といったルールを決めておくと、継続しやすくなります。
③目標に応じた使い分け
旅行や将来の大きな支出(家、教育費)に充てたい場合は目標別口座に移しましょう。
具体例
ボーナスが30万円入った場合:
25万円を貯蓄口座へ、5万円はご褒美に使う。
不用品を売って5,000円得た場合:
全額を緊急用の貯金に追加する。
臨時収入を貯蓄に回す習慣がつくと、貯金額がぐんぐん増えるので安心感や達成感も得られます。
④家計簿をつける
家計簿をつけることは、収支のバランスを把握し、無駄使いを減らし、貯金を殖やすための基本的な方法です。家計簿をつけることで、お金の流れが明確になり、目標に一歩近づきます。
家計簿をつけるメリット
・収支が見える化できる:毎月の収入と支出が明確になり、何にお金を使っているか把握できます。
・無駄使いの発見:不要な支出(使っていないサブスク、コンビニの買い物など)を見つけて削減できます
・貯金の計画が立てやすい:支出を把握することで、どれだけ貯金に回せるか計算しやすくなります。
・生活の優先順位が明確になる:重要な支出(食費、家賃など)と、優先度の低い支出(趣味、娯楽)を整理できます。
家計簿のつけ方
①記録する項目を決める
・収入:給料、副収入、臨時収入など。
・支出:大きく分けて「固定費」と「変動費」に分けます。
・固定費:家賃、光熱費、保険料、通信費など毎月変わらない支出。
・変動費:食費、外食費、趣味、交通費など月ごとに変動する支出。
②方法を選ぶ
・手書き派:ノートや家計簿用の記録帳を使う。
・デジタル派:スマホの家計簿アプリやExcelシートを使う。
・Zaim
・MoneyForward など
③記録のタイミングを決める
・毎月記録する習慣をつけると、漏れが少なくなります。忙しい場合は週末にまとめて記録すのもOK。
④振り返りを行う
・毎月末に支出を見直し、「ここを削減できる」「これが使いすぎだ」といった改善点を考えます。
家計簿を続けるコツ
・シンプルに始める:最初はざっくりと項目を分けて記録するだけでもOK。細かすぎると続けにくくなります。
・目標を設定する:たとえば「毎月2万円貯金する」「外食費を1万円以内に抑える」など具体的な目標を持つとモチベーションが上がります。
・記録が楽しくなる工夫:カラフルなペンやスタンプを使ったり、アプリでグラフを見ることで、進捗が視覚化されて楽しくなります。
⑤お金の知識を増やす
お金の知識を増やすことは、貯蓄、投資、生活の安定につながる重要なステップです。以下に、お金の知識を効率よく増やすための具体的なポイントを紹介します。
①書籍や記事を読む
お金の管理や運用についての本を読むのは、基礎知識を学ぶのに最適です。
おすすめのジャンル
・家計管理:節約や収支の見直しに役立つ。
・投資の基礎:株式、投資信託、不動産投資の仕組みを理解。
・経済・金融の仕組み:世界経済やお金の流れについての知識を深める。
おすすめの本
・「金持ち父さん貧乏父さん」ロバート・キヨサキ:資産と負債の考え方を学べる名著。
・「お金の大学」両学長:諸君者向けに貯金、節約、投資がわかりやすく解説。
・「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」山崎元:投資初心者におすすめの一冊。
②動画やポッドキャストを活用
最近では、無料でお金に関する知識を学べる動画や音声コンテンツが豊富です。移動時間やスキマ時間に手軽に学べます。
おすすめのYouTubeチャンネル
・リベラルアーツ大学(両学長):家計管理や投資の基本をわかりやすく解説。
・中田敦彦のYouTube大学:お金に関する本の要約や経済知識が学べる。
・MoneyForwardチャンネル:家計簿アプリを活用したお金管理方法を解説。
おすすめのポッドキャスト
・Voicyの「リベラルアーツ大学 両学長」
・THE MONEY(ラジオNIKKEI):投資や経済の動向を解説。
③資産運用の勉強を始める
お金を増やすための知識として、資産運用の基礎を学ぶのは重要です。
まず学ぶこと
・投資信託:初心者でも始めやすい分散投資の手段。
・NISAやiDECO:税制優遇制度を利用した効率的な資産形成。
・株式投資:基本的な仕組みとリスク管理を学ぶ。
・インデックス投資:低リスクで長期的に資産を増やす方法。
実践方法
・少額から始める:たとえば、月1,000円から始められる「NISA」がおすすめ。
・シュミレーションを活用:証券会社のデモ口座やシュミレーションツールで練習。
④とにかくやってみる
お金の知識は、実践することでさらに深まります。以下のことを少しずつやってみましょう。
・家計簿をつける
・NISAやiDECOを始める
・簡単な節約術(ポイントサイト利用、ふるさと納税など)を試す。
まとめ
これらのステップを継続的に行うことで、着実にお金を貯めることができます。一歩ずつ学びを深めることが大事です。お金の知識は一度にすべて覚えようとすると大変なので、家計簿→貯蓄→投資→税金や経済の仕組みという順番で少しずつ学びを深めることを目指しましょう!
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